例題:化学反応によって沈澱物(沈殿量mg)として得られる量が,表のように温度で異なっていた。温度(℃)と沈澱量(mg)との関係を示す適当な多項式回帰を求めなさい。

比較検証試験
多項式回帰(非線形回帰):StatMate・SPSS、偏回帰係数の推定値・標準誤差・95%信頼区間、完全一致(SPSSは係数が0.001以下をすべて0.001と表示)。
有意差検定(StatMate):二次式の偏回帰係数b1・b2はともにP<0.001、三次式のb1はP<0.05、 b2とb3はNS。よって二次式を選択。SPSSはP値計算なし。
二次式R二乗(寄与率):StatMate 0.984、SPSS 0.984
三次式R二乗(寄与率):StatMate 0.986、SPSS 0.986
EZRには対応プログラムがありません。
SPSSの結果
SPSSの非線形回帰分析は、二次式で一度計算、三次式で再度計算する必要があります。理由は不明ですが、SPSSは偏回帰係数の P値を出さないため、何次式で止めればよいのか判断ができません。そのためユーザーはフリーソフトRを使って計算するようです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11217509551


※画像クリックで拡大表示します