例題1:二項分布による母比率πの信頼区間推定
治験薬A を投与した100 例中, 発疹が4人に見られた。信頼度95%で出現率を推定しなさい。
例題2:ポアソン分布による信頼区間推定
新薬A を投与した500 人中, 著明な血小板減少が2人に見られた。信頼度95%で出現率を推定しなさい。
例題3:二項分布による母比率の検定(n ≦ 100)
ある疾患に対する標準プロトコールの寛解率は50%である。新薬Aの治験のための新たなプロトコールが検討され100 例が治療された結果,65 例が寛解した。寛解率は有意に増加したといえるか,検定しなさい。
例題4:ポアソン分布による母比率の検定
小学生の不登校児童は全国集計で295 人に1人である。ある小学校では全校児童500人の内4人が不登校状態であった。有意に多いといえるか,検定しなさい。
例題5
ある心疾患について、3施設の手術成績を術後死亡で示した。信頼度70%でそれぞれの術後死亡率を推定しなさい。