(Cochran-) Armitage 検定(比率の傾向性の検定) TREND

例題:健康婦人からランダムに選ばれた270 人と乳ガン患者135 人の授乳期間を比較して,授乳期間と乳ガン発生の関係を調査した。授乳期間を「3カ月未満」「3−6カ月」「6−9カ月」「9−11カ月」の4つに分け,その結果は以下のようであった。授乳期間は乳ガン発生に関係があるか,検定しなさい。(広瀬千尋,「統計的データ解析」より)

比較検証試験

Cochran-Armitage検定(χ2値):StatMate 6.2891, SPSS 6.2895, EZR 6.5161
Cochran-Armitage検定(P値):StatMate 0.01215, SPSS 0.01, EZR 0.01069
線形回帰からの解離性の検定:StatMate 0.516544
この検定法を著書で紹介した広瀬千尋氏の元のデータが、「用量1・2・3・3.7」の4段階です。EZRでは「用量3.7」には対応できず、「用量、1・2・3・4」と入力した場合の結果となって表示されました。SPSSにはこのプログラムはありませんが、クロス集計の機能で算出します。compute catrend = 6.274*405/404 = 6.2895. compute sigca = 1- cdf.chisq(catrend,1) = 0.01215. IBM Support参照「SPSS StatisticsでCochran-Armitage test for trendを実施出来ますか」

EZRの結果

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