等分散検定・平均値の差の検定(正規分布・t 検定) ztTEST

例題1z 検定:分散が既知で等しい場合
 ある地域における新生児の体重の標準偏差は0.41kg であることが分かっている。昨年1年間この地域の,北部地区で生まれた24 人と南部地区で生まれた19 人での平均生下時体重はそれぞれ3.53 と3.28 であった。違いがあるか検定しなさい。

例題22標本t 検定 分散が未知で等しい場合
 軽度の高血圧群をランダムに2群に分けて,異なった2種類の降圧剤を投与した。一定期間後の最高血圧値(mmHg)に差があるかどうか,検定しなさい。

比較検証試験

等分散検定(F検定):StatMate 0.30965×2=0.619, SPSS Not Done, EZR 0.619
等分散検定(Levene検定):SPSS 0.967
t検定(等分散):StatMate 0.0131, SPSS 0.013, EZR 0.0131
Welch検定(等分散ではない):StatMate 0.0114, SPSS 0.011, EZR 0.0114

SPSSEZRの結果

等分散検定の結果として、SPSS・EZRではLevene or F検定値が、StatMateでは「F検定値÷2」が表示されています。Levene & F検定値は両側確率ですが、「F検定値÷2」は片側確率です。「片側確率<0.05」であると、「有意差あり」になります。
なお、Excelの数式FTESTはF検定の両側確率、FDISTはF検定の片側確率を表示します。

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