一元配置分散分析法(12 群まで)・多重比較 ANOVA1 – N8

例題:ある健常人のグループを無作為に3群に分けて,一日の摂取カロリーに占める脂肪の割合を,A1=35%,A2=30%,A3=25%,とした食事メニューを一定期間投与した。その後血中コレステロールの濃度測定を行い,以下の結果を得た。
 1)有意差があるかどうか検定しなさい。
 2)有意性が認められた場合,どの水準間に差があるか,検定しなさい。

 Group 1 (μ1) (35%):116,114,107,112,111,100,118,118,113,112 mg/dl
 Group 2 (μ2) (30%):198,100,102,100,97,103,99,104,95,97 mg/dl
 Group 3 (μ3) (25%):190,100,97,89,91,93,94,91,98,95 mg/dl

一元配置分散分析法(12 群まで)・多重比較 ANOVA1 Dunnett の多重比較法

例題:対照群(コントロール群)と処理群の比較を目的とする場合,一元配置分散分析を行い,多重比較にはこのDunnett 法が用いられる。前述のデータを用いてその違いを示すと以下の様になります。グループ名が変わっていることにお気づき下さい。
 対照群  (μ1) (35%):116,114,107,112,111,100,118,118,113,112 mg/dl
 Group 1 (μ2) (30%):198,100,102,100,97,103,99,104,95,97 mg/dl
 Group 2 (μ3) (25%):190,100,97,89,91,93,94,91,98,95 mg/dl

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